あるいは、「ここに住んでみてもいいな」と思う駅で降りて、徒歩15分くらいのところにあるはずの住宅地を散歩してみましょう。
場所や価格にもよりますが、それなりに「おしゃれ」な建物にしようと、一戸建ての業者も工夫していることが見て取れるはずです。
誰が買うかは分からないので買い手の希望に合わせた個性を発揮するわけにはいきませんが、万人が好む個性というのでしょうか、他とは違うけれども奇抜ではないというあたりに落ち着かせようという努力です。
そのような建物を見つけたら、次に、このように自問してみましょう。
その建物が築5年で中古で売りに出たら買うか?たいていの場合、答えはノーでしょう。
新築の建売住宅であったら興味があって、中古住宅だと興味がなくなるというのは理屈に合わないのですが、”新築は七難隠す”と言いますか、新築であるということで買い手の側が舞い上がっているのです。
資産価値を守るためには、その物件をいずれ売却することも考えなくてはなりませんが、中古住宅として売却しやすい物件は、個性のない物件なのです。
これは、注文住宅であっても同じです。
注文住宅は、建売住宅と比較すると一層、好みを反映させようという施主の意欲が強くなりますが、個性的であればあるほど、中古住宅としては売却しにくくなるのです。
建売住宅の場合、価格帯によっては、業者の側がそれを分かっているケースがあります。
茶系のモルタル塗装のものがそうで、これであれば、新築であっても誰の好みでもないが、一方で、嫌いな人はほとんどいないのです。
注文住宅でも、派手なのが嫌いなのか、そのような住まいも住宅街で見られることがあります。
資産価値を守ることを重要視するのであれば、個性のない、茶系のモルタル塗装の建売住宅を選ぶ、あるいは、そのような注文住宅を建てるというのは、極めて現実的な選択肢なのです。
建売住宅の場合、ある程度の広い層に興味を持ってもらえるように作りますから、あまりにも個性的な間取りは考えにくいでしょう。
広めの2階建てであれば、1階にリビング、キッチン、バスがあり、2階が家族の寝室・個室となっているでしょうし、都会の3階建てだと、リビングを陽当たりのいい2階や3階に持っていき、あとはなんとなく落ち着くという感じだと思います。
子供が大きくなると家族団らんなどしなくなりますし、友人を呼んでのパーティなど普通の日本人はしません。
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